チペワブーツは1901年に設立されました。"CHIPPEWA"の名称はチペワインディアンが移住していたウィスコンシン州チペワフォールズで最初のブーツが製造された事が由来です。当初はチペワシューズマニュファクチャリングカンパニーとして知られていました。木材を伐採して運ぶ人たちの足元を完璧に保護する高品質なロガーブーツの開発する事からスタートしました。やがて頑固なまでに品質主義を貫く"CHIPPEWA BOOTS/チペワブーツ"の名はアメリカ全土に広まり、拡張と進化を重ね、第一次世界大戦以降にはミリタリーブーツを米軍に供給するまでになりました。
50年代はエンジニアブーツやラインマンブーツの生産を行うなど、常にタフな男たちに向けてブーツを製造してきました。中でもエンジニアブーツは非常に人気があります。現在、アメリカ国内で流通する靴の約97%が国外で生産されるようになりました。その中で"CHIPPEWA/チペワ"は今なおMADE IN USAを貫く、稀有なブランドです。シューボックスにも“Handcrafted in the USA”と記載がされる程です。"CHIPPEWA/チペワ"の品質へのこだわりが伝わる部分が、アウトソールです。多くのブーツメーカーがビブラム社から供給されたソールをそのまま使うことがほとんどの中、"CHIPPEWA/チペワ"ではモデルによってブーツのデザインや用途に合わせた特注のソールを採用しています。そのため、ソールにはビブラム社のロゴと"CHIPPEWA/チペワ"のロゴが両方入っていることもあるほどです。